酒は涙か溜息か 古賀政男の人生とメロディ (角川文庫)佐高信 ¥ 620 通常24時間以内に発送 |
酒は涙か溜息か 古賀... | |
| ・・・ | ||
テロルの決算 (文春文庫)沢木耕太郎 ¥ 670 通常24時間以内に発送 |
テロルの決算 (文春文庫) | |
| ・・・ | ||
福沢諭吉伝説佐高信 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★ |
福沢諭吉伝説 | |
| 福沢の伝説について述べた書物です。なその伝説の中には著者の作り出したもの も含まれます。大部分が引用とフィクションで記されており、その点では類書はありません。 福沢についてのテーマは二つほどでこの点でも人文社会科学に足跡を残した福沢諭吉に ついての本なのか難しいところです。 京城大院君の乱周辺について記されていますが、主張としてはかなりシンプルで 脱亜細亜論著者ではあったものの金玉均への援助によって悪人ではなくなったというものです。 これについては本書の著者の住井すゑ論と構造は同じであることを著者の読者は知ることが できます。 例えば小泉信三氏の名著「福沢諭吉」では福沢が早い時期から「ソシアリスム」と「コミニスム」に言及していたことがわかりますが、著者が現在主張するように、 憲法論議において共産党の悪影響を訴え社民党の立場から主張するのをみれば、本書は明治三年の頃の水準に達しているのかどうか検討してみなければならないでしょう。 福沢の言った「民心の改革は政府独りの改革にあらず」といいつつ「我輩の目的は我邦のナショナリチを保護する赤心のみ」という言葉を真剣に考えてみるべきでしょう。「お... | ||
火はわが胸中にあり―忘れられた近衛兵士の叛乱 竹橋事件 (岩波現代文庫)澤地久枝 ¥ 1,155 通常24時間以内に発送 |
火はわが胸中にあり―忘れら... | |
| ・・・ | ||
女は賢く勁くあれ! (WAC BUNKO 89)金美齢 櫻井よしこ ¥ 980 通常24時間以内に発送 ★★★ |
女は賢く勁くあれ! (WA... | |
| 金美齢氏と櫻井よしこ氏の対談集。TVでの金氏の歯切れの良い言説には感心する事しきりだったが、本書を読むとその根底には厳しい過去(台湾の独立運動)があった事が分かる。本書の価値は金氏の人生の断片を知る事が出来る点であろう。 金氏が台湾出身である事は知っていたが、このような修羅場をくぐって来た事は初めて知った。腰が据わっているのも当然と言える。しかも、一人娘を育てた由。こうした条件の下、結婚と仕事の両立を論じるなら話は分かる。一方、櫻井氏の場合は未婚のまま論じるので、観念論になっている。「私の知っている誰々は...」と言って、それを一般化する論法を繰り返し行なっている。また、「専業主婦=何も考えないで無為に生きている人」と言う固定観念が強く、とても女性全般を公正に論じているとは思えない。女性に限らず人間には個々の信念・考え方があるのだから、「日本女性は」等と一括りには出来ない筈である。その点、金氏は台湾の専業主婦の倹約の例を引き合いに出したりして老獪。金氏は、「日本女性が獲得した、外で働かなくても済むと言う選択肢は特権」とハッキリ言っている。櫻井氏の主張と噛み合わない筈なのに、何故か論... | ||
拝啓藤沢周平様佐高信 田中優子 ¥ 1,680 通常3〜5週間以内に発送 |
拝啓藤沢周平様 | |
| ・・・ | ||
阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)佐野眞一 ¥ 820 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
阿片王―満州の夜と霧 (新... | |
| まったく評価できない。自信満々に書いている断定的記述に客観的な事実として間違った点が多い。例えば辻政信がノモンハンやガダルカナル、インパール作戦を指揮した・・・うんぬんの記述があるが、辻はインパールとは無関係だ。昭和通商が公的文書に一切出てこないという記述についても、「あるよ」と言っておこう。また、ソ連侵攻のさいに関東軍は12トンの阿片を日本国内に運び込もうとしたがGHQの知るところrとなり・・・うんぬんの記述については、歴史を語る資格さえない。ソ連侵攻は1945年の8月、GHQは戦後の日本統治のための連合国の組織だから、錯誤として済ますにしてもあまりにお粗末極まりない。40ページで読むのを止めた。これ以上読み続ける価値がない。歴史の迷路ではなく、書き手の中の迷路をともに彷徨いたい暇な人にお勧め。まず文章がヒドい。「耳が勃起する」という表現が出てくる。読んでいるこちらが恥ずかしくなるほど劣悪な比喩である。これだけでも読む気を失ってしまう。 さらに、「夜の帝王」「男装の麗人」といった人物形容がやたらと出てくることが気になる。陳腐な比喩が使われる度に人物像が薄っぺらになっていく。 表現だ... | ||
昭和 こころうた (角川ソフィア文庫)佐高信 ¥ 860 通常3〜5週間以内に発送 |
昭和 こころうた (角川ソ... | |
| ・・・ | ||
いまこそ国益を問え―論戦2008櫻井よしこ ¥ 1,500 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
いまこそ国益を問え―論戦2... | |
| 政治を扱った本であるから、必ず賛否出るであろう。 ただ、本書、著者である櫻井よしこが評価されるのは、理路整然であり、読み物として良い平易さを持つことであろう。 安易に危機感を煽るわけでもなく、一方的な視点による賛美、批判などが見られない。 政治や社会問題、なにより日本という国の在り方に興味を持つきっかけとしては良書といえる。 著者は日本のためにしっかりとした方向を指そうと努力していることは万人が認めるところであり、その情報・努力には共感する。 しかしながら、国民の方向性が伴わないという事実がある。しかし著者はそれを物ともせず、これからも突き進むであろう。頑張ってほしい。新聞や週刊誌に掲載されたコラムをとめたもので4章からなり、全部で70のコラムが載っている。また、ひとつのコラムが3〜10ページ前後のまとまりのよさなので、飽きる事なく読み進められる。2007年6月から2008年6月までの掲載分なので、時代としては安倍政権から福田政権への政権交替を経験した1年間。更なる政権交替を目前に控えた今、「ちょっと前の政治・外交・経済」をきちんとおさらいする、という意味でも充実した内容だと思う。... | ||
希望と勇気、この一つのもの―私のたどった戦後 (岩波ブックレット)澤地久枝 ¥ 504 通常24時間以内に発送 |
希望と勇気、この一つのもの... | |
| ・・・ | ||
甘粕正彦 乱心の曠野佐野眞一 ¥ 1,995 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
甘粕正彦 乱心の曠野 | |
| 満州の現場を知っている人がいまどれほど残っていることだろう。生き証人を探すにしても最後のタイミングに差し掛かっている。その意味で、このタイミングで広く証言を探しつくりあげた大作だ。 しかしながら、この著者の信条なのか性質なのか、証言に対して憶測を加えたり、まったく事実と関係ない情報あるいは嘘の情報(断りを入れているものの)を織り交ぜて読者に自分の憶測を織り込もうとする手法には不誠実さを感じざるを得ない。 これは東電OLにもみられたもので、せっかくの著作への信頼性を自ら毀損している。“満洲の夜を支配する”と言われたという甘粕の実像を描いて、甘粕がやさしい人間性と あえて言えばリベラルな人類愛の持ち主でもあったことを示している。 従来の「大杉事件」の鬼憲兵といった類のステレオタイプの甘粕像を持っていた わたしは、彼がなぜ満洲に渡り満映の理事長になったのか、実に不可解であった。 軍人としての挫折、恐らく心ならずも負った罪はいかばかり彼の心を蝕んだことか。 帝国陸軍に限らず、軍隊は本来的に上官の命令は絶対であるから、自分の思いとの 乖離に悩む人は軍人には向かない。 軍隊とは非人間的な... | ||
日本人の美徳 誇りある日本人になろう (宝島社新書 262) (宝島社新書)櫻井よしこ ¥ 735 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
日本人の美徳 誇りある日本... | |
| 後書きは本文より漢字が多く、読方が難しい漢字にはルビがふってあります。「本文も、この『後書き』のように、漢字を使いたかった」と書かれていますが、私も漢字を使った本書を読みたかったです。その方が本書で主張されている内容とも合っていたように思います。政治家は己の票しか省みず、 企業は平気で偽装する。 更には高校生は海外での修学旅行で集団で万引き・・・。 戦後のGHQの政策により日本はすっかり骨抜きにされ平和ボケしてしまった。 最近ではそれになりかわり自国のものであるはずのメディアが国家転覆を狙っているとしか思えない電波や落書きを垂れ流す・・。 これじゃあ自国に誇りなんざもてません。 でも、そう落胆する事もない。 これまでの歴史を省みるに日本は誇るべき国であり、あまり好きな表現ではないが民族であったのだ。 この本はそういった事を思い出させてくれます。 櫻井よしこさんの優しい人柄と凛とした日本人感には居住まいを正さずにはいられません・・。 とても読みやすく、小学生高学年であれば十分理解出来る内容だと思いますので、 進学とか誕生日とか何かの折りにプレゼントするのも良いと思います。 とても素敵... | ||
兵士を追え (小学館文庫)杉山隆男 ¥ 810 通常24時間以内に発送 ★★★ |
兵士を追え (小学館文庫) | |
| 自衛官を追ったルポ 今回は潜水艦乗りとそれを追いつめる哨戒機P3Cの乗員にスポットを当てている。 普段我々が知ることのない自衛官達の生の姿、特に機密性が高いとされる潜水艦と哨戒機を操る隊員達の生活、考えていることが分かって非常に面白い。 が反面、あまりにも淡々と生活と言うか仕事が行われているので、戦争映画での緊張感の高い潜水艦内シーンや哨戒機との戦いをイメージするとちょっと拍子抜けとなる。 まあ、「本物」が持つリアリティーと言うのは得てしてこんなものかも知れないが・・・ とにかくボリュームのある(厚い)本です。 | ||
この国の品質佐野眞一 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
この国の品質 | |
| 小泉政権が始まるまでも劣化していなかったわけではないが、それ以降はより激しくなり、自分ダケ本意の社会に急速に変貌を遂げている。 佐野はそれを「読む」力の衰退が原因と説く。 ネット普及で、いきなり情報発信地にさらされることとも。 確かに日常生活で触れる情報は、10年前に比べて桁違いだが、その真偽を見抜く目を持つ努力を多くの人が怠ったままであったがために、深く考えることを止め、自分に都合のよい情報のみを取り入れ、情緒だけを頼りに物事を決め付ける世論が多数を占める、幼稚な社会になってきた。 メディアもまた良質な情報を流す努力を怠り、そのような大衆に迎合し、ミスリードし続ける。 本書には、怒りを蓄積し立ち上がろうすると気持ちを、奮い立たせるエッセイもあるが、あまりにもあからさまな社会の劣化を見せ付けられ、うんざりして気持ちが萎えてしまうものも含まれる。 しかし、それを私憤でなく公憤に転化させてこそ、佐野の意思を読むことになろう。 長文のルポのような読み応えには欠ける本書だが、取材源のニオイをかぎ分ける佐野の嗅覚の片鱗が見られるエッセイにも、新発見があった。 東電OL殺... | ||
世の中意外に科学的 (集英社文庫)櫻井よしこ ¥ 480 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
世の中意外に科学的 (集英... | |
| 脳科学、細菌学、ウイルス学、BSE問題あるいは宇宙論と、 幅広く勉強されている様子がよく分かる。 著者の意外な一面を見た気がした。 つまるところ、マスコミにも問題があるが、 世の中の出来事に対して、相応の知識を持って 感情的にはならずに、理性的判断することが求められているのと思う。 その点は何度も強調されていたし読んでいて納得した。「ゆとり教育」によって、理科の時間が少なくなり、科学離れが進んでいるようです。 そのことに危機感を感じている著者が、「科学はこんなにおもしろい」ということを伝ようとしています。 その意図は、おおむね達成できていると思いました。 脳と子育ての話、BSE問題、ウイルスと人間生活、人類の起源、地球の誕生、遺伝子の話など、興味深い科学の話が綴られています。 科学入門書として読んでも、おもしろい本です。 本書は、2005年3月に、同名で集英社から出版された本を加筆して文庫化したもの。おおもとは集英社の「青春と読書」への連載であり、脳やBSE、SARS、HIV、旧石器遺跡捏造などなど本当に様々な分野について、1項目10ページぐらいの分量でとりあげている。 著者の... | ||
兵士を見よ (小学館文庫)杉山隆男 ¥ 790 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
兵士を見よ (小学館文庫) | |
| 著者は、「メディアの興亡」、「兵士に聞け」など、長期にわたる綿密な取材と卓抜した構成力により問題作を発表してきた。本書は、「兵士に聞け」に続く自衛隊シリーズ第2弾であり、航空自衛隊の戦闘機パイロットをとりあげたものである。 630ページに及ぶ大作であるが、F15パイロット本人、家族、機を整備する人々、そして戦闘機パイロットから救難隊に転属になった人などを多面的にとりあげており、少しもあきさせない。「戦闘機パイロットたちは、こんな世界を生きていたのか」と驚き、感動する。 自衛隊に賛成する人も反対する人も様々であろうが、そのような政治や論理を超越した、ファイターパイロットの人生そのものが描かれている。このような迫真ルポが描けるのは、著者自身が戦闘機に搭乗する体験をしたり、パイロット個人に長期にわたり密着したりする綿密な取材があってのもの。必読の力作である。 (私は本書を新潮文庫版で読みましたが、現在は小学館文庫から出版されているので、新潮文庫のレビューを転載しました。) | ||
城山三郎の遺志¥ 1,785 通常24時間以内に発送 |
城山三郎の遺志 | |
| ・・・ | ||
「兵士」になれなかった三島由紀夫杉山隆男 ¥ 1,470 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
「兵士」になれなかった三島... | |
| これは三島由紀夫の評伝ではない。この本はあくまで、世界的にも特殊な存在である自衛隊について書かかれた本であり、三島由紀夫というフィルターを通して、自衛隊とそこに所属する人間達について書いたものである。自衛隊とまともに切り結んだ知識人が過去に三島しかいなかったから、三島を題材に選んでいるだけだ。 愚直なまでに誠実で一生懸命な姿勢で「兵士」となることで自衛隊の内部に入り込み様々なことを見聞きした三島由紀夫が発した問いと彼の絶望に対して、どのように自衛隊の現場の人たちは答えたのか(というか反応したのか、が正しいけど)。おそらく自衛隊が普通に軍隊であれば決してありえない問いと答えがそこにはある。戦後の欺瞞が生み出した歪みがそこに存在している。 ちなみに、最後に守屋氏が、名前はかかれてないけど登場してきている。兵士シリーズ最初の頃では広報課長、この本が書かれた頃は事務次官として。興味深い内容なところもありますが、もう三島に関しての「あの筋肉は見せかけだけで実は体力は無い、運動神経が鈍い」「コンプレックスが激しい」的ツッコミ抜きの本が読みたいです。三島の生き方はコンプレックスだけでは全く説明出来... | ||
日本よ、勁き国となれ――論戦2007櫻井よしこ ¥ 1,500 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
日本よ、勁き国となれ――論... | |
| 3月5日のTBS・NEWS23の多事争論で筑紫哲也氏は、慰安婦問題での安倍総理の答弁について「業者にそういうこと(強制連行)をやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いてもわからない説明であります」と述べている。まず安倍総理はそうは述べていないし、「やらせ」た証拠もない。通達の1枚たりともない。「悪質な業者を取り締まれ」という通達ならある。発言を捏造しておいて、日本人が聞いてもわからないとしている。汚いとしか言いようがない。慰安婦問題については、小林よしのり著『平成攘夷論』をぜひ読んでほしい。 | ||
兵士に聞け (小学館文庫 (す7-1)) (小学館文庫 (す7-1))杉山隆男 ¥ 830 通常24時間以内に発送 |
兵士に聞け (小学館文庫 ... | |
| ・・・ | ||